私どもの協同組合ビリーブは、英語のBELIEVE(信じる)から名付けました。
生まれ育ちも違い、価値観も異なるさまざまな人々がいるこの世界で、なにかの縁で知り合った方々と長く信頼関係を築きたいとの思いを込めています。
私どもの事業のなかに外国人技能実習生受入れ事業があります。
これは発展途上国の外国人が、わが国で働きながら技能を修得し、帰国後、自国の経済発展を担う「人づくり」に寄与する国際協力の事業です。
私は前職の西松建設で東南アジア諸国に長年勤務し、海外の信頼できる方々と出会い交流を続けてきました。
「日本の常識は世界の非常識」といわれたこともありましたが、各国、各地域独自の歴史を背景にさまざまな文化や風習があり、それらは日常での行動にも現れています。
驚くようなことや、すごいと思ったり、呆れることだったり、なるほどと思ったりしながらも、相手の立場になりトモに目標を達成できるように考え続けました。
この経験から、外国人技能実習生と日本の受入企業がトモに良い関係を築けるよう、2021年7月、技能実習生を日本で受入れる企業や技能実習生を支援・監督する監理団体許可を取得しました。
2027年に今の外国人技能実習制度は人手不足を解消するための育成就労制度に置き換わることも見据えつつ、先ずは現行制度で組合組織の拡充を図りました。これによりほぼ日本全国、また、ほとんどの業種で技能実習事業ができるようになりました。(※取扱い業種では東北地方の監理団体で最大規模です)
この事業を通して発展途上国の進展と、皆さまの事業の発展に寄与できれば幸いです。
未来へトモに!